2025年に放送されたドラマ「ちはやふる-めぐり-」。新世代を描いた青春かるたドラマは、ストーリーだけでなく、そのリアルな景色にも多くのファンの心を掴みました。
学校、神社、公園、商店街など、作品内で印象に残る名シーンの背景には、実際に存在する場所が数多く使用されており、それらが“聖地”として巡礼者に親しまれています。
この記事では、公式サイト・ロケ地調査情報・地元情報を元に、めぐるたちの青春を彩った主な撮影場所を詳しく紹介。アクセス方法・訪問のポイント・シーンと場所の対応など、ロケ地巡りを最大限楽しむための完全ガイドです。
この記事を読むとわかること
- ドラマ「ちはやふる-めぐり-」で使用された主要なロケ地と、その実際の場所
- 梅園高校のモデルとなった「西武学園文理中学・高等学校」の特徴と撮影に使われたシーン
- 大会や予選シーンが撮影された「国立オリンピック記念青少年総合センター」などの施設情報
- 府中市「おんぶ坂」や多摩市の神社など、通学・日常シーンのロケ地詳細
- めぐると凪の回想や出会いに使われた神社・鳥居シーンの候補地と意味
- 薬局・飲食店など、登場人物たちの生活感を描いた街中のロケ地
- ロケ地巡りをする際のアクセス情報やマナー、注意点
- 都内・多摩地区を効率的に回るおすすめルートと、埼玉+東京を組み合わせた遠征コース例
梅園高校の舞台:埼玉県狭山市「西武学園文理中学・高等学校」
ドラマの中心舞台である「梅園高校」の外観や、校門・正門・校舎・中庭などのシーンは、埼玉県狭山市にある西武学園文理中学・高等学校がメインロケ地として使われています。校舎の白い外観や広い校庭は、ドラマでも度々登場し、かるた部員たちの日常を象徴する舞台となっています。
同校は数多くのドラマや映画でも使われるロケ地であり、ファンの間では「青春ドラマの聖地」と呼ばれることもあります。
大会シーンと体育館:東京 渋谷区「国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟」ほか
大会や予選シーンでは、東京都渋谷区代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターが使われました。特に国際交流棟の大広間は、かるた大会の熱戦を再現する舞台として選ばれています。
また、観客席や控室にあたるシーンもこの施設内で撮影されており、合宿施設としての雰囲気もドラマの臨場感を高めています。
通学シーンの情景:京王線沿線・多摩市・府中市などの街並み
「おんぶ坂」清水下小路(府中市)
府中市の清水下小路(通称・おんぶ坂)は、通学途中の会話や印象的なシーンで使用されました。緑豊かで静かな坂道は、青春ドラマにぴったりのロケーションです。
多摩市・江戸川区の住宅街
日常シーンの多くは多摩市や江戸川区の住宅街・商店街で撮影されました。線路沿いを歩くシーンや、仲間と語り合う場面に登場し、登場人物の生活感をリアルに演出しています。
神社と鳥居、公園など印象的なロケーション
鳥居の前の神社シーン
めぐると凪が幼少期の約束を交わすシーンは、神社の鳥居前で撮影されました。具体的な場所は明らかにされていませんが、雰囲気から渋谷区や多摩市の神社が候補とされています。
武蔵国一之宮 小野神社(多摩市)
重要な回想シーンに登場する小野神社もロケ地のひとつ。境内や階段、社務所が映し出され、静寂と神聖さが物語に深みを与えています。
その他の印象的スポット:薬局・飲食店など
生活感を描く場面では、実在する薬局や飲食店も使用されました。例えば「マヒキザワ薬局」(多摩市馬引沢)は、登場人物の日常を支える舞台として登場しています。
また、府中市の「居酒屋ひといき」などは仲間の交流シーンで使用され、地域性を感じさせるロケ地となっています。
ロケ地巡りの準備&注意点
ロケ地巡りをする際には、以下の注意点を守ると安心です。
- 学校は通常時は立ち入りできないため、公開行事や特別な機会に訪れる必要があります。
- 神社や商店街では地元住民の迷惑にならないように配慮しましょう。
- 写真撮影はマナーを守り、立ち入り禁止区域には入らないようにしてください。
地図で見るロケ地一覧&おすすめ巡礼ルート
都内・多摩地区中心ルート
多摩市の小野神社→府中市「おんぶ坂」→江戸川区商店街→渋谷区「国立オリンピック記念青少年総合センター」という流れは、公共交通機関で効率よく回れるコースです。
埼玉+東京遠征コース
狭山市の西武学園文理高校を含めた遠征コースもおすすめ。都内のロケ地と組み合わせて訪れれば、一日で充実した聖地巡礼が楽しめます。